珈琲豆屋のマメ知識
ハンドウォッシュコーヒー
異国の飲み物を日本人の嗜好に合わせてもっと美味しく飲んで頂きたい、先人の知恵が生んだ製造法で作りだす『ハンドウォッシュ珈琲』をご紹介致します。
通常の焙煎豆の製造は、焙煎→商品となるのですが、ハンドウォッシュ珈琲は、冷水で生豆を洗います。そうする事により、生豆の表面に付いているシルバースキンなどを洗い流します。この工程を通す事で焙煎された珈琲豆はスッキリとした、透明感のある味に仕上がります。
そして一晩乾燥させ、2回の焙煎(ダブルロースト)1回目の焙煎は水洗いした豆を乾燥させるのが目的です。焙煎を2回する事でふっくらとした珈琲豆が出来上がります。
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1.
生豆を冷水で手早く2〜3回洗います。時間をかけ過ぎると、生豆が水を吸いすぎ、味が抜けてしまうのです。手早くするのがコツですね。
2.
洗った生豆を一晩干します。
3.
1,2の作業をすることで、雑味の少ないスッキリとした味になります。
4.
1回目の焙煎で珈琲豆を乾燥させます。多くなり過ぎた水分を減らすのが目的です。
5.
2回目の焙煎、乾燥した生豆を20〜25分ほど焙煎します。
6.
ふっくらと豆がふくらんでいるでしょう。
ここで初めて、皆さんが飲んでいるコーヒーになります。
7.
選別により欠点豆を取り除き、商品となります。
8.
当店では、空気が乾燥している11月から3月まで期間限定で販売しております。
スッキリとした苦味、繊細な旨味をお楽しみくださいね。